「ローソンPontaプラス」が最大15%のPontaポイント還元施策でメインカード化促進、JALPAKの旅行商品など開始で日常利用につなげる

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2025年9月16日10:20

ローソン銀行が提供するクレジットカード「ローソンPontaプラス」では、対象店舗の利用でもれなく8%還元、各種条件達成で最大15%還元の「Pontaポイント」還元施策を強化している。2025年9月16日からは、パッケージツアーや旅行商品の「JALPAK」(ジャルパック)、沖縄のホームセンター「メイクマン」(メイクマン)、ラーメン専門店「松太郎」(松屋フーズ)が新たに加わった。対象店舗の利用で最大15%のPontaポイント還元の狙いやポイント付与の成果、今後の展開について、ローソン銀行、ジャルパック、Ponta運営のロイヤリティマーケティング(LM)の担当者に話を聞いた。

左からローソン銀行 商品サービス部 エキスパート 武中龍之介氏、ジャルパック 販売部 アシスタントマネージャー 滝口圭太氏、ロイヤリティマーケティング 金融サービス統括部 シニアマネージャー 小林宜弘氏

2025年春からカード、特典リニューアル
9月からローソンでの利用がさらにお得に

「ローソンPontaプラス」は、年会永年無料でMastercardブランドが付いている。基本1%還元で共通ポイント「Pontaポイント」を付与している。会員数は現在、約14万人だ。コンセプトは毎日の生活でおトクな「ローソンPontaプラス」であり、①Pontaポイントがさらに貯まる、②会員向け優待特典の拡大、③スタイリッシュな券面デザイン、という3つが2025年春から新しくなった。

3月11日から発行開始した新券面に関しては、ローソン以外での利用を拡大していくことも含め、ナンバーレスのデザインに刷新した。ブルーコアのデザインを採用しているため、財布から取り出す際に見つけやすい特徴がある。カードはMastercardのタッチ決済を搭載している。

サービスの特徴は、利用者がローソンアプリにエントリーし、ローソンで「ローソンPontaプラス」で決済すると、Pontaポイントが毎日8%還元、さらに毎月10日と20日はローソンアプリにエントリーするだけで最大12%還元されるキャンペーンを実施しているように、ローソン店舗でお得な点だ。また、ローソン以外でも1%のポイントが貯まる。さらに、「4月からすべての決済アプリや電子マネーのチャージでも1%ポイントが貯まる特徴があります」とローソン銀行 商品サービス部 エキスパート 武中龍之介氏は説明する。

最大15還元で会員利用活性化や新規会員拡大へ
「JALPAK」最大級のポイント還元

同社では、4月から会員向けの優待特典を拡充。例えば、企業と連携して会員向け優待特典を拡大。U-NEXTでは31日間無料トライアル時にもらえるU-NEXTポイント通常600円分のところ、1,200円分プレゼントしている。おそうじ本舗とは、ハウスクリーニング代をお得な優待価格で提供している。加えて、ローソンPontaプラス会員が利用できるベネフィット・ワン提供の会員制生活総合サービス「ベネフィット・Pontaプラス」において、140万件の優待があるそうだ。

また、対象店舗の利用で最大15%のPontaポイント還元施策を実施。新券面発行にあわせ、利用者のショッピング利用活性化に向けた取り組みとして同施策を行っている。最大15%の還元率を打ち出すことで、競争力のあるカードメリットを創出し、既存会員の利用活性化や新規会員の拡大につなげている。さらに、カードを使うほどお得になる条件に設定している。

利用者は、対象店舗で+7%、登録型リボ「楽Pay」登録で+5%、月間利用金額5万円以上で+2%のポイントが付与される。対象店舗は日常的に使える店舗を選定し、今後もジャンル問わず、さまざまな会員が利用できるサービスに拡大していく。現在、対象加盟店はスーパーマーケット、自動販売機、エンタメ、飲食店など26(2025年9月16日現在)に拡大している。特典が付与される加盟店を日常で横断して使ってもらうことで、メインカード化につなげる狙いだ。

9月16日からは、ジャルパックの「JALPAK」などが対象店舗に追加。同社では、最大15%ポイント還元という大きなインパクトを提供することで、旅行の購入意欲の後押しとなり、多くの人にとって「旅になるきっかけ」になると期待している。「JALPAKの中でもここまでの還元率はないと認識しております」(ジャルパック 販売部 アシスタントマネージャー 滝口圭太氏)。ジャルパックにとっても新規顧客の開拓につながるメリットがある。対象店舗の加盟によって、ローソンPontaプラス会員という新しい顧客層に同社旅行商品を知ってもらい、JALPAKを利用してもらうきっかけにしていきたいそうだ。

JALグループの「JAL Life Status プログラム」では、JALPAKのツアー利用などに応じて、Life Statusポイントが貯まるため、今回のPontaポイントの高還元と合わせ、利用増の好循環が期待できる。個人利用に加え、出張などビジネス利用も見込める。武中氏は「Pontaポイントを貯めてもらい、JALのマイルに変えていただき、JALPAKで再度お使いいただく流れができればと考えています」と期待する。

Ponta経済圏活性化へ
LMに加え、三菱UFJニコスからの紹介も

今回の提携は、LMからの紹介で実現したという。LMはJALとポイントとマイルの相互交換を行っており、JALからジャルパックを紹介してもらう形で提携している。同社で金融系の営業を行う金融サービス統括部 シニアマネージャー 小林宜弘氏は、「高還元率によりポイント発行量が増加し、Ponta会員に提携店舗・サービスを使っていただくことで、Ponta経済圏の活性化につながります」と話す。また、ポイント還元施策でローソンPontaプラスの魅力が高まることで、カード会員が増え、Pontaサービスとしてもポイントを軸に会員接点の創出・進化につながるとみている。

なお、ポイント還元施策の加盟店に関しては、LMに加え、システム面での支援を受ける三菱UFJニコスからの紹介もある。

15%還元開始後の対象加盟店の売上効果は?
「ぽんたまATM」は登録しやすさで利用促進へ

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