2025年11月10日16:00
トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)は、新たに法人間決済サービス事業に参入すると発表した。
請求書の支払いをクレジットカードで決済できる「請求書カード払いサービス」の今年度内の提供開始を予定している。法人間取引における決済プロセスを効率化し、特に中小企業の資金繰り改善や決済業務負担の軽減に貢献することを目指す。
国内個人消費はキャッシュレス決済比率が4割を超えキャッシュレス決済の利便性と安全性の理解が浸透してきている一方で、法人間決済は780兆円規模とも言われる巨大市場ながら、現金振込や手形が大宗を占めるキャッシュレス化未開拓領域だ。
政府の成長戦略実行計画による2027年の紙の約束手形・小切手の廃止も追い風となり、特に中小企業を中心に決済のデジタル化や資金繰りの平準化、決済業務の効率化に対するニーズが急速に高まっている。
これらを背景に、TMNはこれまでのコンシューマ向け決済領域での実績やノウハウを活かし、今後のさらなる事業拡大に向け法人間決済サービス事業に参入することを決定した。
企業はTMNの「カード請求書払いサービス」を活用しクレジットカードで支払うことで、従来の銀行振込と比べ支払い期日を延長することができ資金繰りの改善につなげられる。経理業務の効率化やカード利用に伴うポイント還元、明細のデータ化など、経営管理の高度化にもつながるそうだ。
シンクライアント型電子マネーのパイオニア。電子マネー、クレジット、QR・バーコードをはじめ業界最多レベルの決済サービスをワンストップで提供しているほか、情報プロセシングとして、ハウス電子マネーやクラウドPOS、会員ID統合など、DX化やマーケティングに活用できるソリューション等幅広く提供しています。














