米国でUSDC決済サービス開始、Cross River BankやLead Bank参加(Visa)

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2025年12月25日14:39

Visa Inc. 米国時間の2025年12月16日、米国においてUSDC決済サービスを開始した。米国Visaのイシュア(カード発行会社)やアクワイアラ(加盟店管理が会社)は、Circleが発行するドル連動担保型ステーブルコインUSDCでVisa決済を行うことが初めて可能となった。

イシュアはUSDC決済により、ブロックチェーン上での、より速やかな資金移動が可能となる。週7日いつでも決済でき、週末や休日も対応可能なため、運用の強靭性も向上するという。なお、ユーザーのカード決済体験に変更はないそうだ。

初期の参加銀行には、Cross River BankおよびLead Bankが含まれており、両行はSolanaブロックチェーン上でUSDCによるVisa決済を開始している。2026年内に米国でさらなる展開を予定している。

また、VisaはCircleが開発を進めている新たなレイヤー1ブロックチェーンArcの設計に関わっている(現在パブリックテストネットで検証中)。Arcは特化型の設計で、Visaのオンチェーンの国際的な商取引を支えるために必要な性能と拡張性を備えている。また、Arcのローンチ後、Visaネットワーク内でのUSDC決済にArcを活用し、バリデーターノードを運用する計画だ。

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