2011年8月15日10:39
フォウカスは、2011年8月17日から、iPadなどのポータブル端末を利用したトータルPOSシステム「POS3(ポス・キューブ)」を発売開始すると発表した。
POS3は、店内装飾やレシピなどに独自のこだわりを持つような中小規模のイタリアンレストランやダイニングバーなどへの導入を前提として開発したトータルPOSシステムである。iPadなどの端末によるスタイリッシュなイメージやユーザーインターフェイスを併せ持つシステムを、安価に提供できる点が最大の特長である。
導入企業は、iPadやiPod Touchなどのタブレットやノートパソコンなど、端末を自由に選ぶことができ、店舗の規模やニーズにあわせて機器の内容をカスタマイズすることができるフルチョイスシステムを採用している。システムは、IEやSafariなど一般的なWebで使用するブラウザのプログラムコードを使用。ブラウザが開く端末であれば、今後需要が見込まれるアンドロイド端末など、あらゆる端末をそのまま利用することができる。
また、POS機能として必須となるレジ機能に加え、テーブル登録、商品マスタ登録、値引き、売り上げ集計などを搭載。メニュー追加や価格変更は店舗側で作業可能となっている。
iPadなどを使用するテーブル・セルフ・オーダー画面は、エンドユーザーが操作しやすいよう、ユーザーインターフェイスを最重視したデザインを採用。追加注文を喚起させることにより売り上げ拡大につなげるという。また、iPadをレジとしても使用することもできるため、既存の資産を有効に活用可能だ。一方、iPod Touchなどを使用する店員用のハンディオーダー端末は、それらのメニューボタンをコンパクトにレイアウト。業務がスムーズに回るよう配慮した設計となっている。