2015年2月26日21:00
NECプラットフォームズは、ICカードによる入退管理を1扉から導入できるセキュリティソリューション「SecureFrontia Lite(セキュアフロンティア ライト)」を発売開始すると発表した。
新製品は、設置スペースや導入コストを最小限に抑えながら、ICカードを使った入退管理システムを導入して情報セキュリティ事故や不正侵入を防止したいと考える1~4扉の小規模オフィス、店舗等に対応したシステムとなる。
120×120mmのコンパクトなICカードリーダ本体に、電気錠コントローラ、照合マスタ用ファイル、ブラウザ機能を搭載し一体化。機器構成がシンプルなので配線、設置工事が簡単に行えるという。また、自立型設計により停電時20分間の運用、ネットワーク切断時の継続運用が可能だ。
さらに、機器設定やカード登録のための管理端末や専用ソフトウェアが不要で、オフィスPCのブラウザからICカードリーダ本体に直接アクセスし、設定・登録することができるという。
加えて、オフィスコミュニケーションゲートウェイ「UNIVERGE Aspire UX」と連携させることで、インターフォンで外来者を確認後、電話機のボタン操作でドアの解錠を行うことが可能だ。
導入企業は、既存のFeliCa社員証の継続利用はもちろん、入退管理用ICカードを初めて導入する企業には、安価なMIFAREカードを10枚単位で提供可能だ。