2026年7月29日9:14
GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は、オンライン総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」でクレジットカード決済を利用する加盟店向けに、オーソリ承認率や3-Dセキュア認証状況などの決済データを可視化する「承認率可視化オプション」を、2026年7月28日より提供開始した。同オプションにより、導入加盟店は「PGマルチペイメントサービス」管理画面上のダッシュボードで自社の決済状況を多角的に把握でき、承認率改善や顧客体験向上といった売上最大化に向けた取り組みに活用できる。

あわせて同日より、「PGマルチペイメントサービス」を利用する対象加盟店に、同オプションの一部である当月の承認率・3-Dセキュア認証適用率・チャレンジ認証発生率・3-Dセキュア離脱率の4指標を管理画面上で確認できる無料版を提供開始した。
なお、オーソリ承認率とは、クレジットカード決済において、カード会社に与信照会(オーソリ)処理を行ったうち承認された取引の割合のこととなる。
日本のBtoC-EC市場規模は約26.1兆円(2024年)に達し、EC化率も9.8%と拡大を続けている。国内キャッシュレス決済全体に占めるクレジットカードの割合は82.7%(2025年)にのぼり、クレジットカード決済はオンライン・店頭を問わずエンドユーザーの決済手段の中心を担っている。EC事業者にとって、クレジットカード決済の運用最適化は、売上機会や顧客体験に影響を与える重要な課題だという。一方、クレジットカード情報の不正利用による非対面取引の被害が高い水準で推移していることを受け、業界全体では3-Dセキュア導入推進など不正抑止の環境整備に取り組んでいます。しかし、3-Dセキュアの運用方法によっては売上機会の損失につながるケースも生じており、EC事業者は不正対策と顧客体験の両立を求められる局面を迎えている。
こうした中、EC事業者にとって、承認率をはじめ、3-Dセキュア認証状況やオーソリのイシュア(カード発行会社)別の傾向、決済プロセスにおける離脱・エラーの発生箇所といった自社の決済状況を把握することが難しい状況にあった。そのため、改善すべきポイントの特定や施策立案、効果検証を十分に行えないことが決済運用上の課題となっていた。
不正対策の強化と承認率向上は、EC事業者にとって表裏一体の課題だ。こうした課題認識のもと、GMO-PGは不正防止サービス「Forter」の実装など、不正対策と承認率向上の両立に向けた取り組みを継続的に進めている。
今回の「承認率可視化オプション」は、これまでのGMO-PGの取り組みをデータ可視化の面からさらに発展させ、EC事業者が自社の決済プロセスをデータに基づいて把握し、承認率改善や顧客体験向上に向けた改善ポイントの特定から各種施策の立案・効果検証まで、一貫して行える環境を実現するものだ。
なお、「承認率可視化オプション」は、「PGマルチペイメントサービス」のオプション機能となる。同オプション有料版では、管理画面上のダッシュボードから、当月の承認率と3-Dセキュア認証状況を可視化し、複数の切り口から分析できる。承認率は、月次/日次/時間帯/決済金額帯/イシュア/3-Dセキュア実施有無/エラーコード別の切り口で分析できる。3-Dセキュア認証状況は、3-Dセキュア認証適用率・チャレンジ認証発生率・認証成功率・離脱率・プロセス別状況を確認でき、さらにチャレンジ認証発生率を日次/時間帯/決済金額帯/イシュアの切り口から分析できる。
これにより導入加盟店は、自社の決済状況を多角的に把握した上で改善ポイントを特定し、承認率改善・顧客体験向上に向けた不正防止サービスの導入検討、3-Dセキュア運用の最適化、決済導線の見直し、決済手段の追加導入といった具体的な施策立案、効果検証に取り組むことが可能だという。















