2026年9月11日7:20(JST)
【日本】クレディセゾン(日本・東京)とスルガ銀行(静岡)は、セゾンカードをはじめとするクレディセゾンのサービスとの連携を見据えたデジタルバンキングサービス「セゾンバンク(仮称)」を、2027年初頭に開始すると発表した。

「セゾンバンク(仮称)」は、スルガ銀行のインターネット支店「セゾン支店」を通じて提供する銀行サービスと、クレディセゾンの「決済機能」や「スマートフォンアプリ等のデジタル顧客接点」等を連携するデジタルバンキングサービスのブランド名だ。スルガ銀行が提供する預金口座とクレディセゾンの各種サービスを連携させることにより、日常の金融行動をよりスマートにし、ワクワクをプラスする顧客体験の実現を目指す。
なお、同サービスの開始にあたり、クレディセゾンがスルガ銀行を所属銀行として、預金等の受入れおよび為替取引に関する契約締結の媒介を行うため、銀行代理業の業務範囲を拡大した。これにより、預金・振込等の銀行サービスはスルガ銀行が提供し、クレディセゾンは、スルガ銀行を所属銀行とする銀行代理業者として、預金等の受入れおよび為替取引に関する契約締結の媒介を行う。
「セゾンバンク(仮称)」は、便利さやお得さという「経済的価値」に加え、クレディセゾンが幅広い金融サービスを通じて長年培ってきた利用者との信頼を基盤とする安心感と、多様なパートナーとの連携を通じた日々の楽しみやワクワク感といった「情緒的価値」を提供する新しいデジタルバンキングサービスを目指す。
クレディセゾンは、クレジットカードをはじめとする決済サービスを通じて培ってきた顧客基盤を有するとともに、スポーツや音楽をはじめとするエンターテインメント領域のパートナーとの連携を通じて、幅広く利用者に新たな体験価値を提供してきた。一方、スルガ銀行は、長年のリテールバンキングを通じて蓄積してきた独自のノウハウに加え、ユニークな商品開発など、多様なライフスタイルを支える確かな安心と利便性を提供してきたそうだ。
具体的に、スルガ銀行の預金・振込などの銀行機能と、クレディセゾンの「セゾンカードによる決済機能」および会員接点を組み合わせ、セゾンカードアプリ「セゾンPortal」で預金残高を確認できるようにするといったデジタルバンキングサービスを提供する。「預ける」「支払う」といった日常の金融行動をデジタル上でシームレスにつなぐ。
また、セゾンカードや「セゾンバンク(仮称)」の利用に応じて、普通預金金利の優遇のほか、クレディセゾンのパートナー経済圏と連動した特典の提供を検討している。ショッピング・映画・旅行、スポーツ・音楽などのエンターテインメント、IPコンテンツとのコラボレーションや「推し活」など、利用者の日常に新たな楽しみを生み出す体験を提案する。
両社は、2023年5月に締結した資本業務提携以降、バンクとノンバンクそれぞれの強みを組み合わせ、利用者の多様な金融ニーズに応える新たな金融サービスの創出を目指して協業を進めてきた。これまで、クレディセゾンによるスルガ銀行住宅ローンの取扱いや不動産ファイナンスの共同展開など、貸出関連ビジネスを中心に取り組みを広げている。
近年、物価や金利などの生活を取り巻く環境が変化するとともに、デジタル化の進展により、お金を「預ける」「送る」「支払う」といった金融行動は、決済や買い物など日常生活のさまざまな場面とより密接につながるようになっている。こうした変化を踏まえ、両社はこれまでの協業をさらに深化させ、預金・決済を含む日常の金融サービスへと協業領域を拡大する。(paymentnavi 編集チーム)














