2026年8月19日8:54(JST)
【日本】ローソンは、2026年8月17日、キャッシュレス決済サービスを提供するネットスターズとともに、ローソンが運営する「ローソンゲートシティ大崎アトリウム店」において、「Stablecoin Pay」の実証実験を行った。

CPM方式採用、コード決済ゲートウェイ活用 新決済への対応準備、オペレーションや速度検証
ローソンでは、店舗のPOSレジで、利用者がスマートフォンに表示したデジタルウォレットのバーコードをCPM(Consumer Presented Mode)方式で読み取り、ゲートウェイ事業者であるキャナルペイメントサービスが提供するマルチコード決済ゲートウェイサービス「PAYTREE」を経由して決済が完了することを確認している。

今回の実験は、ステーブルコインが店頭で決済されるようになる時のための技術的な準備だという。ローソン・金融カンパニー兼マーケティング戦略本部 部長 田村太郎氏は、「従来のバーコード決済と同じ方式でできるという仮説を立てまして、その検証ができました」と説明する。ローソンでは、金融カンパニーの中で、さまざまなキャッシュレス決済を管轄しており、新決済への対応にも備えている。今回のPOS実験により、決済時のオペレーションや速度などを確かめた。

複数のコイン・チェーンに対応 複数の事業者と検証し、ノウハウ蓄積
17日の実証は、ネットスターズとローソン等の関係者3名を対象に実施。対応ステーブルコインは、USDC、USDT(ともにSolana、Morph、Polygonチェーン)、JPYC(Polygonチェーン)で、対応ウォレットはMetaMaskとなる。ステーブルコインによる店頭決済を既存のPOSレジと連携して検証し、複数のコイン・チェーンに対応した決済が正常に動作することを確認できたという。
同実証は、ローソンにおいてステーブルコインに対応した2回目のPOSレジサービスの実験だ。1回目は、8月4日にHashPortと実施。HashPortの「HashPort Wallet」を用い、店舗側の決済処理にはHashPortが提供する企業・店舗向けステーブルコイン決済サービス「HashPort Wallet for Biz」をコンビニPOSに組み込み、ステーブルコイン決済を受け付けた。また、関連事業者とは3回目の実験を予定しており、主要な事業者との実験を通じて、社内での理解を深め、将来に向けた取り組みにつながるかを確かめている。
ネットスターズでは、2026年7月より、マルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」において、日本で初めて店舗向けに複数のステーブルコイン決済に対応するサービス「Stablecoin Pay(ステーブルコインペイ)」の提供を開始した。今回、実証を行う上での強みとして、複数のウォレット、複数のチェーン、複数のステーブルコインで動くように設定している点が挙げられる。そのため、商用化時には、複数のウォレット、ステーブルコインを接続することが可能となる。
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