2026年10月28日8:23(JST)
【日本】ソラミツCBDC(日本・東京)は、バングラデシュ人民共和国における農業の脱炭素化と金融包摂の推進に向け、中央銀行デジタル通貨(CBDC)を含むデジタル通貨の活用可能性に関する現地調査を開始した。

東京都「グローバルサウスのGX促進プロジェクト」に採択された株式会社両備システムズとの共同事業を基盤に、AWD農法によって創出される環境価値を農家に還元する仕組みを検討する。AWD農法は、水田に水を張る期間と乾かす期間を交互に設ける水管理手法で、稲作に伴うメタン排出量の削減を図るものだ。
同事業では、AWD農法による排出削減量の計測・認証、カーボンクレジットの創出、デジタル通貨を活用した参加農家への価値還元という一連のモデルを検討する。ソラミツCBDCは、現地の制度、既存の金融・決済サービス、農家の利用環境などを調査し、還元された資金を日常生活や営農活動で利用できる仕組みの構築を目指す。
同取り組みを通じて、バングラデシュにおける決済のデジタル化と金融サービスへのアクセス向上を後押しし、農家の所得向上、農業の持続的な発展、地域経済の活性化に貢献することを目指す。
今後は、現地調査の結果を踏まえ、既存の金融・決済サービスとの連携可能性や、制度・運用上の要件を整理し、実証に向けた具体的な計画を検討する。デジタル通貨の種類や具体的な運用方法は、現地の制度や関係機関との協議を踏まえて検討する。
将来的には、農業GXとデジタル金融を組み合わせたモデルの普及を通じ、現地でのシステム運用、利用者支援、人材育成などに関わる事業機会を広げ、雇用創出にもつながる持続可能な事業展開を目指すという。(paymentnavi 編集チーム)















