2026年11月2日8:21(JST)
【日本】10X(日本・東京)は、小売ECプラットフォーム「Stailer(ステイラー) ネットスーパー」において、「不定貫販売機能」の提供を開始した。また、同機能に関連する価格決定の仕組みについて、特許を取得した。

同機能により、精肉や鮮魚など、内容量が一定でない商品を、100gあたりの単価と実際の重さに応じた価格で販売できるようになる。小売事業者の収益性向上と店舗オペレーションの効率化を支援するとともに、利用者にとってわかりやすい買い物体験を実現するという。
スーパーマーケットでは、精肉や鮮魚、惣菜など、内容量が異なる「不定貫商品」が数多く販売されている。これらの商品は、実店舗では100gあたりの単価と実際の重さに応じて価格が決まることが一般的だ。
一方、ネットスーパーでは、あらかじめ設定された目安量に応じた価格で販売されることが一般的であり、実際に届ける商品の内容量と差が生じる場合があった。目安量よりも多い商品を届ける場合には、その差額を小売事業者が負担するケースがあるほか、目安量よりも少ない商品の届けを避けるために、商品の詰め替えやピッキング後の価格修正などの手動対応が発生し、業務負荷につながっていたという。
こうした課題を解消するため、Stailer ネットスーパーを運営する10Xは、実際の商品の重さに応じた価格で販売できる「不定貫販売機能」を開発した。
同機能の特徴として、店舗スタッフは、商品に付与されたバーコードをスキャンすることで、実際の商品価格を登録できる。あらかじめ設定された内容量の範囲内で商品を選択できるため、注文された内容量に合わせた詰め替えなどの作業を削減できる。
また、ピッキングした商品の価格を決済金額に反映できるため、従来発生していた手動での価格修正作業を効率化するという。
利用者向けのアプリでは、不定貫商品であることに加え、100gあたりの単価、内容量や価格の範囲を確認できる。カートや注文確認画面では想定される最大価格を表示し、実際の商品価格が確定した際にはプッシュ通知やメールで知らせる。確定後の価格は注文明細から確認することができる。
同機能導入後、実際に届ける商品の内容量が目安量を上回った場合にその差額を負担していた一部小売事業者においては、精肉カテゴリ流通総額(GMV)の約5.2%の売上改善が確認されたそうだ。(paymentnavi 編集チーム)













