2011年10月25日14:23
イオンと栃木県は、2011年10月24日、連携と協力に関する包括提携協定の締結に合意したと発表した。
同協定により、栃木県とイオンは、電子マネー「WAON」の活用などによる県民文化の振興、栃木県産品の販路拡大、災害対策、環境保全、県政情報の発信など11項目について両者で協力し、さまざまな取り組みを進めていくという。
取り組みの第一弾として、11月5日に開幕する「スポレク“エコとちぎ”2011」のメインキャラクター「とちまるくん」と豊かな森を券面にモチーフした「とちぎやすらぎWAON」を10月25日から発行する。カードは1枚300円で、栃木・茨城・群馬・埼玉の総合スーパーの「イオン」など、約40店舗で販売をスタート。その後、11月下旬より、順次全国のイオンで販売する。カード販売目標は、初年度5万枚。同カードが全国12万箇所のWAON加盟店で利用された場合、その金額の一部をイオンから「栃木県文化振興基金」に寄付することで、栃木県の文化振興に役立ててもらうという。
同協定を機に、栃木県とイオンはこれまで以上に連携し、地域の活性化や県民への新しいサービスの創出に連携して取り組む方針だ。