2011年2月17日8:24
岩手県とイオンは2011年2月16日、地域活性化包括連携協定を締結すると発表した。同協定により、岩手県とイオンは、地産地消や県産品販路拡大、イオンの電子マネー「WAON」の活用、環境保全、観光振興など10項目について両者で協力してさまざまな取り組みを進める。
同協定の取り組みの第一弾として、「黄金の國、いわて。WAON」を4月下旬から発行する。同カードがイオンの店舗をはじめファミリーマートやマクドナルド、吉野家など全国の9万5,500箇所の「WAON」加盟店で利用された場合、その金額の一部を岩手県に寄付し「平泉の文化遺産」の保全と活用に役立ててもらう。発行開始は2011年4月下旬で、カ ード販売場所は東北エリアのジャスコやサティ、イオンスーパーセンター、マックスバリュ、サンデーなど178店舗でスタートし、初年度5万枚の販売を目指している。カ ード発行手数料は1枚300円で、チャージ可能金額は上限5万円となっている。
また、2月19日、20日には、同提携を記念し年末年始の寒波により大きな被害を受けた久慈地域を応援するセールスを岩手県と久慈地域海の幸PR協議会と協力して実施する。