2011年11月8日16:13
日本ポステックと三井住友カードは協力し、日本ポステックが展開するモバイル端末で、中国人観光客向け決済サービス「銀聯」の取り扱いを開始すると発表した。これにより、日本ポステックのモバイル端末を利用する全国各地のタクシーで銀聯決済が可能となり、最大4,500台まで順次拡大するという。
日本ポステックは、決済端末の開発・販売、決済データセンターの運営を行っており、タクシー会社にモバイル決済端末を提供している。日本ポステックの提供する端末は低価格なため、タクシー会社にとっては低コストで銀聯決済を導入することが可能となり、近年増加傾向にある個人旅行で訪日する中国人観光客に対応できるというメリットがある。
第1弾として、2011年12月1日に平成ハイヤーでサービスを開始し、その後も日本ポステックのモバイル端末を利用する全国のタクシー会社へも順次サービスを拡大していく方針だ。