2011年11月24日15:24
六本木ヒルズとマスターカード・ワールドワイド(MasterCard)は協力し、クリスマスの買い物で、震災遺児を支援できるMasterCard Purchase with Purpose(マスターカード パーチェス・ウィズ・パーパス)を2011年11月26日から~12月25日まで、1カ月間実施すると発表した。会場は、クリスマスマーケット全11店舗(大屋根プラザ)、六本木ヒルズ内の約200店舗となる。
利用者は、期間中、六本木ヒルズの対象店舗での買い物をMasterCardブランドのクレジットカードで支払うと、利用額の一部が、桃・柿育英会に寄付される。パーチェス・ウィズ・パーパスは、MasterCardカードホルダーであれば誰でも参加できるチャリティー・プログラムであり、支援が必要な人々に手をさしのべようという趣旨のもと、アジア/太平洋、中東、アフリカ地域でMasterCardが展開している社会貢献活動である。
今回の寄付先となる桃・柿育英会は、東日本大震災で親を亡くした子どもたちの学びを支援するため、建築家の安藤忠雄氏をはじめ文化人ら8名が発起人となって発足した遺児育英資金である。
「桃栗3年、柿8年…」と果実の実が育つのを数えるように、少なくとも10年間は子どもたちの成長を見守りながら、良好な教育環境の中で学んでいく意欲を支え続けることを目的としている。
なお、六本木ヒルズの「クリスマスマーケット2011」は、今年で5回目を迎え、本場ドイツの雰囲気を楽しむことができる本格的な「クリスマスマーケット」として定着している。会場となる大屋根プラザには、もみの木のガーランド、天使やサンタクロースといった素材で楽しい装飾の屋台が連なり、フードやグッズを販売するという。