2012年1月6日9:00
米ミシガン州のガソリンスタンドは決済プロセスを変更した。ドライバーのなかにはガソリン代を払わずに逃げ去る輩がいるという。
これを防ぐためにポストペイ(後払い)のシステムを開発した。
ガソリンをいれた後に、現金で支払いたいドライバーは、運転免許証をポンプのPOSでスワイプしなければならない。
スワイプすればシグナルが点灯し、ガソリンスタンドの従業員がポンプをアクティベートしてくれる。
運転免許証のデータを取得することによって、ただ乗りを防止できるようになる。
米国では運転免許証の裏に磁気ストライプをつけている。これを利用するという試みだ。
すでに米国には運転免許証と銀行口座をひもつけて、デビット決済ができる仕組みもある。
ポストペイのID決済は、銀行口座をもたないサブプライムには受けそうなサービスではある。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。