2012年1月25日17:38
レピカは、2012年1月11日付けで、オープン系アプリケーションの開発を行うVARCHAR社と業務資本提携を行い、VARCHAR社の株式の51%を取得し、子会社化したと発表した。
レピカは、企業向けに顧客管理、ポイントカード・電子マネー、会員向けのメール配信システムを提供し、それらを統合することによるCRMプラットフォームの構築を進めている。また、昨今は子会社のアララならびに今期より新設したスマートフォン事業部において、ARアプリをはじめとするさまざまなスマートフォンサービスを展開している。
一方、VARCHAR社は、ITシステムの構築、クラウドサービスの提供、ITコンサルティングの事業を展開。VARCHAR社は、その社名がデータベースのデータ型に由来するなど、創業時よりデータベースに関する高水準の技術開発力を有しているという。同社はこれまでに、TV局向けログ解析システム、大手ポータルサイトが展開するソーシャルゲーム、アパレル向けショッピングサイトの開発を行うなど、オープン系アプリケーションの開発において実績がある。
レピカでは、これまでも継続的に技術開発力の強化に努めてきたが、VARCHAR社と業務資本提携を行うことで、同社のすべての事業において必要となるデータベース部分の技術開発力を一段と強化することが可能になると判断した。レピカはVARCHAR社を子会社化することで両社の技術チームの関係を強化し、これまで以上にスピーディな開発ができる体制の構築を目指す。
なお、VARCHAR社は今期1.6億円の売上を見込んでいる。