2012年2月29日17:00
電子書籍ダウンロード販売サイト「eBookJapan」を運営するイーブックイニシアティブジャパン(eBookJapan)は、NTTドコモのスマートフォンおよびタブレットにおける電子書籍の決済手段として、「ドコモ ケータイ払い」を2012年2月29日から導入したと発表した。
現在、携帯電話市場は、フィーチャーフォンからスマートフォンへのシフトが急速に進んでいる。これに伴い、電子書籍市場の8割を占めるコミックのニーズもフィーチャーフォンからスマートフォンへ急速に移りつつある。この流れを受けて、業界最多規模のコミックを販売しているeBookJapanでは、2011年7月最終週にスマートフォン・タブレットにおける売上がPCを上回り、その後も急速に伸びているそうだ。
すでに、スマートフォンで5万冊以上の電子書籍を販売しているeBookJapanには、フィーチャーフォンと同様に簡便な決済手段を望まれる顧客の声が多数寄せられていたという。その声を受け、NTTドコモのドコモ ケータイ払いを導入した。これまで利用者は、電子書籍を購入するためにはクレジットカードやプリペイドカードなどの番号を入力して決済する必要があったが、ドコモ ケータイ払いでは4ケタのspモードパスワードを入力するだけで購入が可能だ。
加えて2012年3月5日からは、NTTドコモのスマートフォンおよびタブレット向けポータルサイト「dメニュー」において、eBookJapanサイトの掲載が開始される予定だ。これにより、NTTドコモのスマートフォンおよびタブレットでのコミック購入者に、eBookJapanを案内することが可能となる。