2012年6月19日9:00
Appleからついにウォレットが発表された。といってもNFC非接触決済に対応したウォレットではない。既存のカードをバーチャルで格納するソリューションである。
Appleのウォレットは「パスブック(Passbook)」という名称。電車の乗車券や映画のチケット、小売店のクーポンやロイヤルティカードなどを、スマートフォンに格納できる。
パスブックを使えば、登場時間や、映画の上映時間、クーポン残高や有効期限を確認できる。
パスブックは位置情報や時間と連動する。空港につけば自動的に航空券が表示され、登場ゲートの変更があれば通知してくれる。
スターバックスのカードも格納できる。その際にはいままで通りバーコードで決済できる。パスブックがあれば、一目でどんなカードがあるかを確認できる。カードやクーポン、チケットを整理し、みやすく、使いやすくしてくれる。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。