2012年6月14日16:04
日本ユニシスは、2012年6月13日、アマゾン ウェブ サービス(AWS)が提供するサービスに、問合せ窓口と決済代行の機能を付加した「uSelfCloud(ユーセルフクラウド)」の提供を開始すると発表した。
日本ユニシスでは、2008年度よりクラウド事業を展開。2008年には、エンタープライズ・クラウドサービス「U-Cloud IaaS」を、2011年からは設置型プライベート・クラウドパッケージ「U-Cloud @IPCP」を提供してきた。
今回、日本ユニシスは、AWSの「ソリューションプロバイダ」として、「セルフサービス型」「従量課金で低コスト」といった特性を持つAWSの利用を支援する「uSelfCloud」の提供を開始。これによりuSelfCloud、U-Cloud IaaS、U-Cloud @IPCPといった特性の異なる3つのサービスを展開することとなり、クラウドコンピューティングに対するより多くの顧客のニーズに対応することが可能となる。
利用者は、 uSelfCloudを利用することで、日本ユニシスがAWS プレミアムサポートをバックラインとした、契約者専用の問合せ窓口を標準で提供する。また、uSelfCloudは、日本円で、日本の商習慣に合わせた請求書による銀行振り込み支払いが可能だ。なお、uSelfCloudの利用料金は、AWS利用量に連動した従量課金となる。
日本ユニシスでは、uSelfCloudと関連サービスで、今後3年間で5億円の売上を目指す。