2012年6月26日17:30
ヨドバシカメラは、2012年6月26日、iPhone対応「ゴールドポイントカード」アプリの提供を開始したと発表した。アプリは、iTunes App Store において無料でダウンロード可能だ。
ユーザーは、アプリをインストールし会員登録を行うと、アプリの画面上にヨドバシカメラの店舗で「ゴールドポイントカード」として利用できるバーコードが表示される。このバーコードを店舗で買い物の際提示することで、iPhoneを「ゴールドポイントカード」として利用することが可能となる。
また、会員登録と同時にヨドバシカメラのインターネット通販サイト「ヨドバシ・ドット・コム」でもゴールドポイントを店舗と共通で利用できるようになる。
ヨドバシカメラ「ゴールドポイントカード」会員は、アプリ登録手続き完了後、店舗で手続きを行うと残高を共通で利用できるようになる。また、現在、ヨドバシ・ドット・コムを利用中のユーザーは、アプリのインストール後、ログインするだけで、その場でゴールドポイントカードとして利用できるようになる。
同社では、すでに提供済みのドコモ・au・ソフトバンク・WILLCOM各社のおサイフケータイ対応携帯電話・スマートフォンで利用できる「おサイフケータイ対応ゴールドポイントカードアプリ」とあわせて、今後もアプリの機能改善を行い、顧客に快適に買いものを楽しんでもらえるように努めていきたいとしている。
同アプリの特徴としては、バーコードの弱点である偽造変造・コピーなどから、会員のゴールドポイントカードを守るため 、顧客の会員番号に加えて認証用のバーコードを表示し、店舗での利用の際、アプリで表示された会員番号の真正性を判定する。また、次バージョンでは、オフラインでの利用も可能になる。例えば、電波状態が悪く、ネットワーク環境が利用できない状況も想定されるが、このような場合でも、アプリの機能により認証が行われゴールドポイントカードとしての利用が可能となる。
今後ヨドバシカメラでは、同アプリのAndroid等のほか、OSのスマートフォンやタブレット端末への対応、おサイフケータイ・NFCとの連携を計画中だ。また将来のバージョンでは、同アプリをほかのポイントカード発行事業者が利用できる機能を追加して、原則として無償で利用できるように開放する予定だ。