2012年7月6日16:32
日本ポステックは三井住友カードと協力し、全国33都道府県でエリア展開する大手タクシー会社、第一交通産業グループのうち、宮城県4法人のタクシー全335台にて、銀聯カードおよびクレジットカード決済サービス(Visa、MasterCard)を2012年7月9日に開始すると発表した。象となる法人は、観光第一交通、仙台第一交通、東北第一交通、松島ワカバ第一交通となる。
日本ポステックは、従来製品の半額相当の低価格なモバイル型クレジットカード端末を2011年2月より発売開始し、2011年11月に三井住友カードと協力し、銀聯カードの取り扱いも開始した。現在、全国のタクシー、飲食店、訪問販売、イベント会場、宿泊施設などを中心として、約150法人にモバイル型クレジットカード端末を導入しているという。
宮城県を含む東北3県は、2012年7月よりマルチビザ発給対象地区となり、今後ますます中国人観光客が増える見込みだ。第一交通産業グループの宮城地区では、今回銀聯カードに対応することによって、近年増加傾向にある中国からの個人旅行客のニーズに対応できるというメリットがある。また、中国人観光客の取り込みにおけるインフラ面での充実を図ることで、宮城県の復興を支援していきたいとしている。