2012年7月20日0:16
電子マネー「WebMoney」を発行するウェブマネーは、エンターモーションが開発するスマートフォン向け公式サイト構築プラットフォーム「MobileApps」の決済機能の1つとしてWebMoney決済システムを提供すると発表した。
これまで、従来の携帯電話と、スマートフォンでは、キャリア課金連携やコンテンツデーター配信のシステム仕様が全く異なるため、コンテンツプロバイダが、スマートフォンで、公式課金サイトを構築する際、新しいシステムを1から開発する必要があり、開発期間/コストが大きな負担となっていた。
MobileAppsは、キャリアから発行されるユーザーIDの認証、キャリア課金、従来の経緯対電話からの会員の自動引継ぎ等、Android端末での公式課金サイトを構築するための基本機能が搭載されている。カスタマイズができないいわゆるパッケージ製品とは異なり、公開された機能追加の仕様(API)により、「プラグイン」と呼ばれる追加機能を第三者が自由に開発することが可能となっている。
今回、WebMoney決済システムを提供したことにより、コンテンツプロバイダは、MobileAppsを導入するだけで、開発費用が一切必要なくWebMoney決済システムを利用できるようになる。