2012年11月20日9:00
カード決済の世界的潮流は、磁気カードからICカードへといううねりになっている。欧州では特にIC対応が必須だ。
スマートフォンやタブレットを活用した加盟店向け決済ソリューションを提供しているスクエアやペイパルヒア、インチュイットのゴーペイメントなどは、現在磁気カードのみを対象としている。
欧州ではアイゼトルやペイレブン、サムアップなどがICカード対応している。
世界的なPOSメーカーであるベリフォンは、スモールビジネス向けに、ICカードも処理できる端末を発表した。ベリフォンのモバイル決済ソリューション名ははセイル(Sail)だが、このプラットフォームはセイルEMVと名づけている。
セイルEMVは世界100カ国以上で展開する予定。スモールビジネスに直接提供するのではなく、銀行やアクワイアラーに提供する。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。