2012年12月16日9:00
米国では年末のホリデーシーズンに、ギフトカードが最もよく売れる。しかし、使われないギフトカードがたくさんある。
その額は300億ドル。2.4兆円にもなるのだ。これが実際に使われれば、経済に与える影響は大きい。
米国でギフトカードの交換サイトを運営するプラスチックジャングルは、CVSファーマシーズと提携。百貨店や専門店など150種類のギフトカードを、CVSのバーチャルカードに交換するサービスを開始した。
スマートフォンやPCでプラスチックジャングルのサイトにアクセス。残高が10ドル以上あるギフトカードを登録すると、CVSのバーチャルカードにリアルタイムで交換してくれる。
CVSバーチャルカードは、全米7,400カ所のCVSショップで利用できる。スマートフォン上にQRコードを表示し、それを店頭で読取るというしくみだ。
日本とちがって米国のギフトカード市場は交換ニーズがあるくらい大きい。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。