2012年12月28日16:07
ギフト・プリペイドカードやポイントカードシステムを提供するレピカと、ブルーチップスタンプおよびブルーチップギフト券の販売やポイントシステムの提供を行うブルーチップは、スーパーチェーンや中小・小売り店舗を対象とした新たな営業支援事業の実施を目的に、業務提携を行うことで合意したと発表した。
地方大手総合スーパーに5,000店舗の契約を持つポイントシステム提供のブルーチップは、今回のレピカとの業務提携により、購入時にインセンティブが付与される独自電子マネーを提供することが可能になった。まずは、既存のブルーチップ提携店舗で展開する。 購入者は1カ月分、1週間分など、使う予定の金額をあらかじめ1枚のカードにチャージしておくことで、数パーセント分の金額が上乗せされたプリペイドカードを受け取ることができるようになるという。さらに、利用時には従来のブルーチップポイントも加算される。
同サービスでは、月額の固定費無料、手数料も1%以下で提供。また、カード作成においても、ICチップを搭載しない安価な磁気カードを利用する。店舗側は、プリペイドカードの発行により、前受金としてのキャッシュを先に受け取ることができるため、顧客のロイヤリティアップおよびキャッシュフローを改善することができる。
なお、同サービスは、レピカのサーバー型電子マネー決済システム「Point+plus」とブルーチップのサーバー型ポイント管理システム「BEAM」(2000年特許取得)を連携し、電子マネー決済と顧客情報管理を1枚のカードで実現するという。