2013年2月5日10:00
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル,Inc.(American Express)は、百貨店以外の企業では初めて「百貨店ギフトカード」の発行を開始した。
百貨店ギフトカードは、日本百貨店協会に加盟する百貨店が発行するカードタイプの商品券であり、2013年1月31日現在、協会加盟237店のうち177店舗で利用可能だ。
同協会とAmerican Expressでは、これまで百貨店ギフトカードに関するコラボレーションによる取り組みについて協議を続けてきたが、今回、American Expressが発行主体となり、まだ百貨店ギフトカード事業に参加していない百貨店において、プロモーションやシステム面をサポートしながら百貨店ギフトカードを販売する展開するスキームを取りまとめたという。
うすい百貨店、佐世保玉屋、長崎玉屋、県民百貨店、リウボウインダストリーでは2月1日にサービスを開始。藤崎本店では2月7日、中合 棒二森屋店、三春屋店、 十字屋山形店、福島店は2月15日に販売を開始予定だ。また、川徳、八木橋、京急百貨店、一畑百貨店は3月1日、津松菱は3月中に販売を開始予定だという。
チャージ金額は5,000円、1万円、2万円、3万円、5万円。利用方法や利用可能店舗は、従来の百貨店ギフトカードと同様となる。
今後、日本百貨店協会では、米国を含めた海外な主要な市場において積極的にギフトカード事業を展開するAmerican Expressのマーケティングノウハウの提供を受けながら、百貨店ギフトカードの発行額拡大に向けた商品性の向上やプロモーション活動に取り組むことを予定しているという。