2013年6月5日9:00
欧州でのカード利用では、ICカードを要求されることが多い。加盟店端末はICカードリーダつきがほとんどだ。
スマートフォンやタブレットを利用したカードリーダソリューションがつぎつぎに生まれている。欧州ではICカードを読めるのが標準仕様になってきた。
アイゼトル(iZettle)やPayPal、Intuit、そしてドイツのペイレブン(Payleven)などはICカードリーダで厳しい競争を繰りひろげている。
そんな中、ペイレブンはアップルと提携することになった。欧州のリアル店舗であるアップルストアのICカード決済はペイレブンのソリューションになる。
アップルはセキュリティやデザインについてさまざまな要件をだしてきたが、ペイレブンはそれにかなったソリューションとして評価され、採用された。
ペイレブンのICカードリーダは89ポンド。手数料は取扱高の2.75%。VisaとMasterCardの決済に対応している。ペイレブンはドイツ、英国、イタリア、オランダ、ポーランドで展開中だ。
■「カードBizと僕の勝手気ままログ」のリアルタイム更新はこちら
※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。