2013年8月5日13:51
TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC) エンタテインメント事業本部は、TSUTAYA店頭などでDVDやCDなどのジャケット画像をスマートフォンで写すと、作品のユーザーレビューや予告編などが見られる新サービス「ジャケ写!」をTSUTAYAアプリで提供開始したと発表した。
ジャケ写!は、リアルショップの売場における商品選びに、スマートフォンの機能を活用することで、店頭での作品選びをより充実させたO2O(Online to Offline)サービスとなる。ジャケ写機能はTSUTAYAアプリ内で提供しており、すでにアプリを利用している人はバージョンアップにより使用できる。
具体的には、TSUTAYA店頭などのDVD、ブルーレイやCDのジャケット写真(パッケージ画像)をiPhoneやAndroidのスマートフォンで写して読み込むことで、出演者や紹介文などの作品の基本的な情報はもとより、店頭POPでは表現できないさまざまな評価のユーザーレビューや予告編映像などを閲覧できる。読み込み対応タイトルは発売から3カ月以内のDVD、ブルーレイ、CD合計2万タイトルとなり、順次対応する作品を更新していくそうだ。
また、店頭のジャケットだけでなく、TSUTAYA CLUB MAGAZINEなどのフリーペーパーを読み込んで情報を取得することもでき、気になった作品の予告編映像の誌面を見ながら確認できるほか、店頭の在庫状況やレンタル状況も確認可能だ。これにより、来店前に近くの店舗のレンタル状況や返却予定日などを確認できる。
なお、今回のジャケ写!サービスは、ソニーが開発した拡張現実感技術「SmartAR」を応用し実現している。
TSUTAYAではジャケ写!を始め、スマートフォンやタブレットの多様な可能性を活用し、新たなO2Oサービスを「TSUTAYAアプリ」などを通じて提供し、映画、音楽、本などから始まる新たなライフスタイルの提案を今後も行っていく方針だ。