2013年9月3日9:00
POSメーカー最大手のベリフォンは、タクシー利用時に音波で支払えるモバイルアプリを発表した。NFC非接触決済ではなく、音波を利用する。
アプリ名称は「ウェイ2ライド(Way2Ride)」で、ベリフォンの音波技術であるズーシュ(Zoosh)を活用している。音波のやり取りはスマートフォンのスピーカーとマイクを利用。データは暗号化して送信する。
まずは、ニューヨークのタクシーとリムジンで実証実験し、世界中のタクシーに展開する計画だ。決済はクラウド型で、事前に登録するカードに連携する。
レシートは電子版で、アプリに格納。ビジネス利用でも経費精算が簡単にできる。NFCか音波技術か。はやいのはどちら?
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。