2013年9月7日9:00
地上化作戦を拡大するPayPalを支援するため、プロセッサー大手のTSYSがDiscoverと契約を結んだ。TSYSの役割は米国内のPOSトランザクションをプロセスすること。
既存の国際ブランドカードのプロセッシングにはない、PayPalの独自性が発揮されるとTSYSは期待している。それは利用者とマーチャントの両方にとってメリットがあるという。
利用者はPayPalひとつで多様な決済手段をもてるということ。PayPalに連動するクレジットカードやデビットカード、銀行口座、PayPal口座残高、後払いのビルミーレイターなどを選べること。
マーチャントの魅力は、オンラインとオフラインの両方でPayPalを受付けられること。多くのマーチャントはリアル店舗だけでなく、オンラインショップも運営している。
PayPalのO2O戦略は着実に前進している。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。