2013年9月12日9:00
オバマ政権は、HIXに参加する保険会社にプリペイドカードを受付けるよう要請する。
HIXは健康保険交換所(Health Insurance Exchange)の略。オバマケアエクスチェンジとも呼ばれ、連邦政府と州政府が共同で運営する健康保険のオンラインマーケットで、2013年10月1日にオープンする。実質的な運営開始は2014年1月1日。
利用者はHIXで各種の保険を比較し、自分に最適の保険を選べる。HIXは2019年までに、健康保険提供者を2,900万人にする計画だ。
米国保健社会福祉省(HHS)が定めた規定に則って、このHIXに参加する保険会社は、顧客からの多様な支払手段を受付けなければならない。多様な支払手段には、小切手や郵便為替、銀行振込みの他、プリペイドカードも含んでいる。
なぜプリペイドなのか。それは低所得者向けに生活保護費や失業保険などをプリペイドカードに給付しているからである。健康保険料の支払いにプリペイドカードは外せない。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。