2013年9月18日9:00
地上戦略を推進するPayPalは、ブルートゥースを利用したモバイル決済をスタートする。マーチャントは小型のブルートゥース機器を装着すれば、PayPalのモバイル決済受付けが可能になる。
小型の装置は「ビーコン(Beacon)」という名称。ロケットと同意語だ。ラップトップパソコンや電源のソケットに装着するだけで、POSの改修は不要。ビーコンはPayPalアプリへブルートゥースで信号を送る。
利用者はPayPalが新たにバージョンアップしたモバイルアプリを起動して使う。ビーコン設置店に入ると、バイブレーションかサウンドで入店を通知。PayPal購入が可能になる。
PayPalで支払うというだけで、トランザクションは完了。現金不要。カードを出す必要もない。サインも不要だ。PayPalのアプリとビーコンを活用すれば、ランチの事前予約や、パーソナルなサービスも受けられる。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。