2013年9月21日9:00
紙かプラスチックか。紙幣は字のごとく紙でできている貨幣だ。それをイングランド銀行はプラスチックに切替えようとしている。
過去3年間、イングランド銀行は紙幣をプラスチックに切替えるための調査を実施してきた。このプロジェクトは新しい州知事のもとで新たな刺激を受け、加速している。
新知事は以前カナダ中央銀行のトップとして、紙幣をプラスチック(ポリマー)に切替えさせた経験がある。
ポリマーにすると、耐久性と貨幣としての品質の両方にメリットがある。とともにセキュリティを強化できる。耐久性では、紙にくらべポリマーは平均で2年半も長もちする。
すでに利害関係者の協議を実施し前向きな評価を得ているが、英国で公共のロードショーを実施し、消費者心理を評価する。最終決定は2013年12月だ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。