2013年10月18日14:45
高島屋では成長戦略の1つとしてオムニチャネル化や、ICT(情報通信技術)を活用したエンターテイメント性の高い買物体験の導入を進めている。その第一弾として、百貨店初となるデジタルカラーフィッティングを「タカシマヤのカシミヤ コレクション 2013」に合わせて展開すると発表した。大日本印刷(DNP)の画像処理技術とAR(Augmented Reality)を活用したデジタルサイネージ技術により、婦人服18色・紳士服8色のデジタルカラーフィッティングによる、買い物を体験可能だ。
利用者は、お気に入りの色が見つかったら着用している写真をプリントアウト。店頭で購入に至らなくても、写真に付いている二次元バーコードを読み取れば、いつでも、どこからでも高島屋オンラインストアに簡単にアクセスできるという。
新宿店では、10月30日から11月25日まで11階 特設会場で実施。京都店では、10月30日から11月26日まで1階 ゆとりうむ 特設会場で実施しており、ともに導入台数は2台となる。同システムは60インチの大型タッチパネルディスプレイとカメラ、プリンタで構成。最新の画像処理技術(色変換・カラーマッチング)の成果をARを活用してディスプレイ上に表現し、体感型のインタラクティブサイネージ(双方向電子看板。一方的に情報が表示されるだけでなく、顧客のアクションに合わせて表示内容が変化)を実現している。