2013年11月5日14:00
三井住友カードとセブン・カードサービスは、このほどセブン&アイグループの電子マネー「nanaco」の加盟店開拓に関して業務提携したと発表した。同提携に基づく加盟店の第一号として、三井住友カードは「東京駅一番街」の約100店舗に「nanaco」決済サービスを導入し、2013年11月6日にサービスを開始する。
nanacoは、セブン・カードサービスが提供するプリペイド方式の電子マネー。2013年9月末現在の発行枚数は2,505万枚にのぼり、セブン-イレブンをはじめとするnanaco加盟店(約13万5,500店)で利用することが可能だ。
三井住友カードは、クレジットカードや電子マネーなど、さまざまな決済サービスの加盟店事業に取り組んできており、日本全国に幅広い加盟店網を構築している。
今回の提携により、セブン・カードサービスはnanaco加盟店のさらなる拡大に向け、三井住友カードの持つ加盟店基盤を活用することが可能となる。また三井住友カードにとっても、加盟店に提供できる決済サービスがさらに拡充することで、加盟店へワンストップで多様なサービスを提供することができるという。
また、セブン・カードサービスと三井住友カードは、2011年11月よりnanacoへのクレジットチャージ、12月より三井住友カードのポイントサービス「ワールドプレゼント」から「nanacoポイント」への移行サービスを行っている。