2013年11月19日9:00
2007年にスタートしたケニアのモバイル決済M-Pesaが伸びている。運営会社のサファリコムによると、2013年上半期の収益が125億ケニアシリングになった。ドル換算すると1,46億ドルだ。
収益が増加した要因はM-Pesaの稼動率があがったため。6カ月間の30日稼動会員(送金サービス利用者)は19%伸びて1,160万人になった。
M-Pesaを扱うエージェント数も33,300から79,000に増えている。半期の最終利益は前年同期比45%伸びて113億ケニアシリングとなった。
トランザクションは拡大しているのだが、システムはいまだ古いまま。新システムは2014年8月までに完成する予定だったが、9カ月遅れる予定だという。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。