2014年1月10日9:00
ベンチャーの資金調達額は、企業の成長性とともにビジネスモデルの成長性を判断するメジャーになる。
世界のベンチャーで1回の調達額が最も多かったのは、ユーバー(Uber)で2.58億ドルだった。総調達額は3億ドルを超える。ユーバーはスマートフォンでタクシーをすぐに手配できるサービスを提供している。
アプリケーションで自分の位置をしらせるだけで、すぐ近くのタクシーと到着までの時間がわかる。支払いは事前に登録するカードでの決済で、キャッシュレスだ。
2位はラザダ(Lazada)で2.5億ドル。東南アジアでオンラインデパートを運営している。総調達額は4億ドル超える。3位はフリップカート(Flipkart)で2億ドル。オンラインショッピングの会社で、総調達額は5億ドル以上だ。
4位はザロラ(Zalora)で1.12億ドル。アジアのファッションサイトを運営している。5位はショッピファイ(Shopify)で1億ドル。オンラインショッピングからオフラインの店舗展開をするために調達した。
これをみると、O2O、オンラインコマース、アジアが人気となっている。確かにいずれも成長分野だ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。