2014年5月7日9:00
2014年にはいり、米国スモールビジネスの事業主の景況感が、ここ5年で最も楽観的なものになった。2013年は逆に景気の先行きを懸念する度合いが強かっただけに、米国の景気が大きく改善しているようにみえる。
U.S.Bankのスモールビジネス調査は2014年で5回目。米国経済についての質問に対し、リセッション中という回答は34%、リカバリーは52%、拡大は4%、不明が10%だった。つまり56%が明るい見通しをもっている。
2013年はリセッションが43%、リカバリーが45%、拡大が1%、不明が10%だった。これと比較すると、2014年の明るさが際立つ。
2015年の見通しはどうか。リセッションは26%に減り、リカバリーも41%に減少。拡大が16%と飛躍する。不明は17%だ。さらに明るい未来を予想している。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。