2014年5月10日9:00
2012年バンクオブアメリカは、カードを使うとキャッシュバックがもらえるサービスをはじめた。名づけてバンクアメリディールズ(BankAmeriDeals)。
Web上のカード利用明細に、キャッシュバック特典を表示。それに興味を持った人はクリックで利用意思を示し、カードをそのマーチャントで実際に使う。そうすれば、口座にキャッシュバックされるという仕組みだ。
2012年から現在まで、バンクオブアメリカでは4億件の特典をカード利用者に提供。マーチャントは7.3億ドル強の収益をうみだしたという。
バンクオブアメリカとThe CMO Clubの調査によると、カード連動マーケティングを利用した企業のうち、90%が収益アップになったと回答している。
カードを使ったマーケティングは、売上という数字で効果を判定できる。しかもこのサービスの多くは、実売があったときにマーケティング費用を払えばいいので利用しやすい。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。