2014年5月19日9:00
Facebookが広告収入以外の柱に育てたいと思っている決済事業に、明るい展望が開けてきた。2013年のFacebook決済システムが処理した開発会社向け取扱高は30億ドル(約3,000億円)に達した。
ゲームやデジタルコンテンツなどの開発会社のうち、年間1億円を超えたところは100社にもなる。
決済収益が増加している要因は、スマートフォンやタブレットなどのモバイル利用が増えているからだ。広告収入のうち、モバイル比率は60%になっている。2年前のモバイル収益はゼロだった。
2014年第1四半期の決済収益は2.37億ドル。前年同期比11%の伸びとなっている。2013年の決済関連収益は8.86億ドルだった。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。