2014年6月17日9:00
コミュニティ銀行にとって支店は重要な対面チャネル。
オレゴン州ローズバーグに本拠をおくアンプクア銀行では支店と呼ばずストアと呼び、コミュニティとの敷居を低くしている。2007年からこのストアでご近所銀行をめざしているが、利用者の嗜好や行動の変化に応じて進化させてきた。
2013年に吸収合併したスターリング銀行の支店はすべてアンプクアのコミュニティストアに変える方針だ。2014年に入ってからは、サンノゼ、サンフランシスコ、シアトルで新しいコミュニティストアを開設している。
日本では地銀再編が話題になっている。コミュニティの変容にいち早く対応した銀行だけが生き残ることができる。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。