2014年6月24日9:00
米国でショップが独自に発行するハウスカードが健在だ。ハウスカードには、後払いのクレジットカードや、前払いのプリペイドカードがある。
ハウスクレジットカードは、翌月一括払いではなく、リボルビング支払いが基本。つまりローンがベースになっている。
米国Federal Reserveによると、2012年のハウスカード取扱件数の28%、取扱高では69%がハウスクレジットだった。
ハウスクレジットカード市場はアップ&ダウンを繰返しているが、現在は拡大基調。2012年7月には口座数が1.75億を超えた。貸倒率も低い。パッケージドファクツ(Packaged Facts)によると、残高の成長率は4%。2015年には1,290億ドルになると予測している。
仮に10%の金利とすると、年間1兆円超の収益をもたらす。リスクも高いがリターンも大きいのがハウスクレジットカードなのだ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。