2014年7月14日9:00
ドメイン登録とWebホスティングサービスを提供するゴーダディ(GoDaddy)が、収益性を高めるためオンライン決済に参入した。ゴーダディはWebドメイン登録数では世界一だ。
新サービスの名称はゲットペイド(Get Paid)。今後市場が拡大するモバイル決済を柱に、クレジットカードやデビットカード、PayPal、Dwalla、Stripe、小切手など、多様な決済手段を提供する。
サービス対象は、ゴーダディに登録している1,200万件のスモールビジネス顧客。スモールビジネス向けには3種類のサービスを用意。月額4ドルから15ドルまで、銀行口座接続や決済レポートなど、サービス内容によって価格をかえている。決済手数料は別途だ。
ゴーダディはIPOの準備を進めているが、このサービスで収益性を高め、早期IPOをめざしている。2013年の売上高は11.3億ドルだが、最終約2億ドルの赤字となっている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。