2014年9月18日22:41
メタップスは、同社が運営するオンライン決済サービス「SPIKE(スパイク)」に登録する事業者数(個人・法人含む)が、開始から5カ月で2万5,000件を突破したと発表した。2014年9月末には3万件を突破する見込みだという。
SPIKEは、最短1分、専門知識不要でリンクを設置するだけで利用できるオンライン販売・決済サービスとなる。ECサイトに数行のコードを実装するだけで、カード決済が導入できるAPIも提供しており、中~大規模ECサイトにも対応している。
現在、初期費用・月額・決済手数料が無料で、月間決済額100万円まで利用可能な「フリープラン」と、月額3,000円で月間1,000万円までは決済手数料0%(超過分は2.5%+30円)で利用できるビジネスプレミアムの2つのプランを用意している。
SPIKEは、2014年4月よりベータ版として公開し、プロモーションはほとんど行わずにサービス展開してきたというが、口コミを中心に登録事業者数が増加し、スモールビジネスやスタートアップでの利用が順調に拡大したそうだ。
同社によると、これまでEC業界では、高い運営コストをかけないと成果をあげにくい状況が続いてきたというが、昨今では、スマートフォンやソーシャルメディアの普及、無料ECカートの登場で、専門知識を持たない事業者でも手軽にビジネスが始められる環境が整ってきたそうだ。
また、先日国内最大級のECプラットフォーム「EC-CUBE」に対応するプラグインの提供を開始したことで、中規模以上のEC事業者が利用できるようになったことも、登録事業者数拡大の要因に挙げられるという。