2014年10月2日9:00
米国でビーコンがいよいよ本格化する。百貨店のメイシーズとブルーミングデール(同系列)は9月末日までに、全米4,000店舗にビーコンを設置すると発表した。米小売業界で最大の導入になる。オムニチャネル戦略の一環だ
提携するのはショップキック(Shopkick)。送客アプリのベンチャーで、利用者のスマートフォンと店舗設置のビーコンを連動させ、さまざまなメッセージをアプリ上に表示するというサービスを提供している。
メイシーズでは約1年前からニューヨークとサンフランシスコでテストを実施。利用者の購買行動にもとづいたパーソナルなリコメンドがようやくできるようになった。これを受けて、2014年10月から全米へ拡大することになったのだ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。