2014年10月16日0:22
ウェブペイは、同社が提供するクレジットカード決済サービス「WebPay」のプラットフォーム上で動作するWebサービスやアプリケーションを、サードパーティが開発できるようになるOAuth2機能「WebPay Extend」を、2014年10月15日より提供開始した。
「WebPay Extend」は、サードパーティ(WebPayおよびWebPay加盟店以外の外部事業者)が、OAuth2での認証を通じて、WebPay加盟店の決済データを取得したり、WebPay加盟店のかわりに決済処理を行うことができるサービスとなる。同サービスにより、ECカートやマーケットプレイス等のECプラットフォーム、会計・決済関連サービス、データ解析サービス等の決済にまつわる事業者が、自由にWebPayのデータや決済機能を活用した Webサービス、アプリケーションを開発できるようになるという。
「WebPay Extend」のリリースにともない、同機能を利用して決済発生時に領収書を自動送信するサービス「WebPay Receipt」も、10月15日より提供開始した。WebPayユーザーは、WebPayにログインするだけで、無料で「WebPay Receipt」を利用することができる。
また、「WebPay Extend」を利用して、①WebPay の決済データを取り込んで、自動的に仕訳してくれる会計ソフト、②WebPayでの決済状況をリアルタイムでモニタリングしてくれる、アナリティクス・サービス、③簡単にセットアップでき、販売管理機能も備えた定期課金システム、④WebPay加盟店のかわりに決済処理を行うだけで、売上入金など金銭のやり取りに関与しなくてすむECモール型サービス――といったアプリケーションも開発することができるという。