2014年11月13日16:49
楽天は2014年11月13日、美容ポータルサイト「ビューコレ」を運営するルビックの発行済み株式の100%を取得することで合意した。
2007年12月からスタートした「ビューコレ」は、ヘアサロンやネイルサロン、まつげサロン、エステサロン、リラクゼーションサロンなど、大阪などの関西圏を中心に約2,000店舗(2014年10月末現在)を掲載する美容ポータルサイト。ユーザーのサロンの予約方法は、電話予約となる。
一方、楽天は、2012年6月にオンラインでのヘアサロン検索・予約が可能なサービス「楽天サロン」を開始。クレジットカードによる事前決済システム、施術金額に応じた楽天スーパーポイントの付与など、楽天ならではの強みを活かしてビジネスを展開している。
今回、「ビューコレ」が加わることでヘアサロンに特化していた「楽天サロン」はネイル、まつげ、エステ、リラクゼーションと取り扱いカテゴリを拡大することになる。「ビューコレ」と「楽天サロン」の双方の顧客基盤、各種機能などの強みを活かすことにより、ユーザー層のさらなる拡大やサイトの利便性向上を図っていく方針だ。
また、独立系のサービスである「ビューコレ」にとっては、約9,500万人を超える楽天会員を擁する楽天グループに加わることで、同サービスの知名度の向上、および新規顧客の獲得が期待される。今後の展開としては、楽天スーパーポイントの付与など楽天の資源を活用することを検討しているそうだ。