2014年12月18日16:25
アプリックスIPホールディングスは、同社のBeaconが、星野リゾートが運営する「星のや 軽井沢」において、インフォキューブLAFLAによるスタッフの位置動線および作業種別を収集・解析する実証実験に採用されたと発表した。
「星のや 軽井沢」では、アプリックスのBeacon「MyBeacon Pro 汎用型 MB004 Ac」が、客室や屋外に設置され、インフォキューブLAFLAとの連携により、作業員別・エリア別の滞在時間、移動距離の測定が可能となった。今後、実証実験で得られた情報は、スタッフの作業効率改善などで活用される予定だ。
アプリックスの「MyBeacon シリーズ」は、iBeacon licensed technologyを用い、商用利用向けBeaconの必須機能である位置測位の精度向上と端末の負荷を軽減する通信方式を採用し、電子認証によるセキュリティ機能などを備えるBeaconとして、今回の観光業界におけるスタッフの行動把握・分析だけでなく、飲食業界、アパレル・ファッション業界などでのO2Oやマーケティング、あるいは自治体や公共事業などでの医療・介護、所在把握、インフラなどにおける技術支援としての活用が進んでいるという。