2015年6月2日11:14

キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は、キヤノン電子製の業務用モバイル端末の新製品として、NTTデータのクラウド型総合決済プラットホーム「CAFIS Arch」に対応したプリンター一体型決済端末(PRea(プレア)決済端末(仮称))を2016年3月より発売する予定であると発表した。

同製品はNTTデータのクラウド型統合決済プラットホーム「CAFIS Arch」に対応しており、クレジットやデビット、銀聯、電子マネー、電子サインなど、同サービスが提供する各種決済を利用できるようになる。また、決済した後に本体に搭載されたプリンターからレシートなどを発行できるため、小売業・飲食店の訪問販売やテーブル決済、金融機関の軒先決済、宅配業の代引き決済など幅広い業種に対応可能だ。

また、今後の訪日外国人観光客の増加を見据え、ICクレジット決済に必要な国際セキュリティー基準の最新バージョンである「PCI-PTS4.0」および「EMV Level1/Level2」に対応している。

さらに、本体のみで利用できる「通信一体型モバイルモデル」と、タブレットと連携して使用する「スマートデバイス連動モデル」の2機種を用意しており、業務用途に合わせて選択可能だ。キヤノンMJはNTTデータと連携し、生命保険・損害保険などの金融機関や物流企業、流通・小売業などに同製品を拡販していく方針だ。

通信一体型モバイルモデル(キヤノンMJのプレスリリース)
通信一体型モバイルモデル(キヤノンMJのプレスリリース)
スマートデバイス連動モデル(キヤノンMJのプレスリリース)
スマートデバイス連動モデル(キヤノンMJのプレスリリース)

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