2015年7月7日7:00ふるさと納税イベント「ふるさと応援ナイト!@Festa」を開催ソフトバンクグループ社員200人が参加
ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営するさとふるは、ふるさと納税(自治体への寄付)の制度の理解と利用促進を目的としたソフトバンクグループの従業員向けイベント「ふるさと応援ナイト!@Festa」をソフトバンク社員食堂において、2015年7月3日に開催した。
地域の食材の試食会やふるさと納税の仕組みを解説
全国10自治体の協力を得る
「ふるさと応援ナイト!@Festa」では、北海道鹿部町、北海道江差町、北海道安平町、北海道白老町、宮城県石巻市、群馬県榛東村、神奈川県南足柄市、山梨県甲州市、静岡県下田市、長崎県松浦市の10の自治体の協力を得て、お礼品として贈られる地域の食材の試食会や、ふるさと納税の仕組みの解説などを行った。
さとふるは、2014年10月31日から、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」をオープンしている。ふるさと納税を通して地域活性化を推進しており、「ふるさとの元気を“フル”にする、ふるさとの魅力が“フル”に集まる ふるさと応援、ふるさと納税ポータルサイト」をコンセプトに、「さとふる」で寄付先の自治体やお礼品の選定、寄付の申し込み、寄付金の支払い(クレジットカード決済)などができるサービスを提供している。また、自治体向けには募集や申し込み受け付け、寄付金の回収、お礼品の在庫管理や配送など、ふるさと納税の運営に必要な業務を一括代行するサービスを提供し、現在21市町村のふるさと納税を取り扱っているそうだ。
「ふるさと応援ナイト!@Festa」は、2015年4月24日にヤフー(Yahoo!JAPAN)の社員向けに開催(関連記事)。第二弾となる今回は、ソフトバンクグループの従業員向けイベ ントとしてヤフーの協力を得て開催されたが、200名を超える社員が参加したそうだ。10の自治体の協力を得て、63アイテム、25メニューの食材の試食会を実施。開会挨拶を行ったさとふる 代表取締役社長 藤井宏明氏によると、「(参加者は)1,500円の会費でしたが、原価ベースで1万5,000円を超えた」と説明する。
ふるさと納税で地域活性化へ貢献可能
ソフトバンクグループ社員もふるさと納税を体験
続いてふるさと納税の魅力について、さとふる 事業企画部 市川直樹氏が解説。ふるさと納税は、地域への寄付金制度となり、納税する地域によって、お礼の手紙や地域の食材、工芸品など、さまざまな特典が用意されている場合もある。また、確定した金額はその年の所得税と、翌年度の住民税より控除される。さらに、「ふるさと納税 ワンストップ特例制度」により、2015年4月1日の税法改正に伴い、ふるさと納税をする先が5自治体まで確定申告が不要となった。
利用者は、生まれ故郷でなくても任意の地域にふるさと納税ができ、遠く離れた場所から地方を応援することが可能だ。市川氏は、「ふるさと納税で寄付した金額は、お礼品をもらうばかりではなく、その地域の活性化策に使われ、その具体的な使い道は、ご自身で選べます。これは日本だけではなく、世界でも珍しく、地域活性化をダイレクトに支援できるのがふるさと納税です」と説明する。
同イベントでは、全国10の自治体が、それぞれの魅力を紹介する時間も設けられた。また、ゲストで群馬県のご当地キャラクターとして人気の「ぐんまちゃん」が登場。ソフトバンクグループ社員と記念撮影を行うなど、交流を深めた。
また、ヤフーと、子会社のワイジェイカード(旧ケーシー)は、「Yahoo!JAPANカード」について紹介。同カードはVisa、MasterCard、JCBの3ブランドから選択でき、年会費永年無料な点、共通ポイント「Tポイント」が最高還元のクレジットカードである点などをPRした。
さらに、会場ではソフトバンクグループ社員がふるさと納税を体験する時間も設けられた。